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2017年07月| 2017年08月 |- ブログトップ

人の心に伝わる歌を。 [歌人生]

私の職業は歌の先生です。といっても声楽家ではありません。アマチュアの歌好きが高じ寝食を忘れる程の勉強をして今の資格を頂いたわけです。それでも、一番最初に近所にある歌の先生宅の門を叩いてからもう40年近い歳月が流れました。
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その後は不動産の仕事に夢中になった時期もあり、中年になってから歌謡教室やカルチャーセンター等数か所を経て、最後に巡り合ったのが、現在ご指導いただいている恩師です。その後2009年にはCDデビュー、TVの歌番組出演やプロモーションビデオでのPR活動、歌謡祭やカラオケ大会のゲスト等、2012年まで夢中で過ごしました。
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初めての世界では目の眩む思いや驚きの連続、しかし正直やっぱり毎日が楽しくてしょうがない私でした。この浮世離れした生活に、夫の体に病魔が虫食った事も気が付かず、気が付けばお医者様からは最後通告を受ける事に。「あと数日の命です」と言い渡されました。お医者さんの言葉通り、たった二日の入院であっけない最後でした
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その後の生活は信じられない事の連続、しかし通夜の1か月後、私は母校のコンベンショんの舞台を踏み、同年12月には川越市民会館で某メジャー歌手のジョイントコンサートに賛助出演させて頂き、第一部のステージの緞帳上がりをさせて頂きました。この経験から歌が自分をきっと導いて呉れる、そんな確信を得る事になりました。しかしそう簡単な世界ではありませんでした。そう感じていたものの、数年間何んの兆しのないまま歌手生活は遅々として進みませんでした。焦るばかりの自分が惨めにも思えました。
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そして2014年、夢かと思えるような『歌謡教室開設』、この思いがけない幸運が私に起こったのです。奇跡だと今でも思っています。あれからもう丸三年が過ぎこの秋からは4年目に入ります。歌手になって満8年目の秋になります。
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さて話は変わりますが、歌手の歌は個性が大切です。しかし講師は自分の個性よりも生徒さんの個性を見つける事が大切です。さらに生徒さんの個性にあった指導も必要となり、座学と実技の両面から日々まだ勉強しています。
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最近、私は自分の声の出し方もを色々試しています。低い声、高い声。柔らかい声、硬い声。いろいろ試してゆくうちに声の不思議に出会いました。レッスンの曲は歌謡曲、演歌、ポピュラーミュージック、昭和歌謡等々になりまうす。ジャンヌによって声を変えて歌う事を楽しんでいますし生徒さんいも教室での勉強からその変化が起こると、大変喜んでくださいます。高い声が出しやすくなった!そんな評価も頂いています。
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声は年齢によっても変化するそうですし、病気や体の変化によっても声の色が変わる気がします。しかしいずれにしても、歌う以上は『人の心に伝わるような歌い方をする』これが最も大切です。自己満足型の歌も健康の為には良いのですが、友達同士や人前で歌う場合、聴く人にとって聞き心地のよい歌声と歌の内容が伝わる歌い方が一番大切だと思います。
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それ故、私の講座では一曲の歌を丁寧に観察して丁寧に大切に歌うことが上達への最短距離だと指導しています。私の歌人生は、趣味の歌声から指導する歌声へと一筋の道をここまできましたが、此れからも、高齢になっても何時までも楽しく歌える、そんな歌唱法の指導を続けてゆきたいと思っています。
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秋色気分。 [黄昏に向かって]

楊柳の涼しそうな夏掛けを買ったのが先週の水曜日、なのに今日の私は冷たい雨もあってかすっかり秋色気分。
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雨が気になって何時もより早い午後4時に教室を出た私は急ぎデパ地下へ。一番好きな野菜売り場に。ここは見るだけでも楽しい場所です。最初目についたのは訳あり里芋。大好きなので買いたかったのですが、小さな泥付きではどうやって調理していいのやら。残念ですが断念。
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今日の買い物は、秋茄子、小松菜、赤ピーマンにもやし。肉売り場で、鶏肉の塩こうじ漬け 生姜焼き用の豚のもも肉。トマトの代わりにトマトジュースヘルシーな根昆布入りのとろろ(1袋)などなど。珍しくお菓子類はありません。
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今夜の夕食は蒸し焼き。塩麹鶏肉を適宜、もやし・ピーマン、冷凍しておいた生シイタケ等を適宜、秋茄子(2個)。材料が揃ったら大きなフライパンにクッキングシートを敷き、これらを並べて塩コショウ、砂糖(微量)をこれも適宜に。フライパンと同じ直径の蓋をして焼く(蓋はほんの少しずらしガスの火力は弱火(最初は少し強火)。7~8分でジュージーな鳥と秋野菜の麹味(私が名前つけました)の出来上がり。好みでお醤油、レモン汁などOK。
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片付けはクッキングシートを使ったので、鍋もお皿も紙でぬぐう程度。飲みものにはトマトジュース。食後のおやつはとろろこぶ。緑茶を飲みながらつまむ。TV見ながらゆっくり食べました。
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実はこの4日間の休日でつくづく思った事があります。 やはり健康の為に食事のメニューが大切。現在の体調の悪さや意味の解らない胸や腰の痛さ、満腹に食べているのにグウグウなるお腹。この不健康な理由をWEBで調べてみると、覚えきれないくらいの病名が出てきました。
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やっぱり自分の健康は自分が管理する、その大原則を私は忘れていました。今更言うのは愚かなのですが、目覚めたのです。こんな当たり前の事ですが、守り切ることは至難の業。しかし今からしなければこれから迎える黄昏年齢を超すことはできません。今からでは遅いかも知れません。しかし出来る事はなんでも試みないと、母が越えた89歳の坂は登れませんので。
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そしてもう一つ、笑顔の絶えない暮らし。長生きする為には健康な体を維持すると伴に、心の健康も必須だそうです。確かに昔から『笑う門のは福来り』といいますね。でもでも、やっぱり辛いことも悲しい事も、寂しい事もあります。
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そこでこんなアイデアを。今の講師の他に本来の歌手としての活動も再開する。ただし、身の丈にあった範囲ですが。私の夢は小さなライブハウスで定期的に歌う事。歌い手聞き手の息づかいが聞こえる小さなクラブ。そんなレトロな場所で歌うのが夢です。
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災い転じて、まだまだ続く一筋の道。生きる原動力はやっぱり夢を持つことかも知れませんね。叶わなくとも目標に向かって日々が活き活き輝けばいいと思います。でもやっぱり実現させたい!!
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(続)猫の美学 [黄昏に向かって]

旧盆の行事をかねて11日より三連休プラス一日。教室開講以来初めてでした。しかしこの4日の休養は心身ともにすっかり健康に戻った感じがします。そこですこし欲張って、今回も猫の美学の続編をUPさせて頂きました。
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今日の一枚目は2色ニャンが仲良く並んでいます。恋人? いいえこの仔達兄弟(兄妹)です。黒ちゃんの方は私と顔見知り。家猫福三ちゃんと同じ飼い主さんの家にいました。二人は同じ親から生まれています。とても心の優しい猫ちゃんです。二匹の尻尾で会話しているのかもしれません。「元気だった?」「気を付けてお帰り」そんな感じかな。白い方は多分女の子。
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二枚目のこの写真。公園生まれのふうちゃん。当時で推定4歳ぐらい。小ぶりですが度胸もありとても頭の良い仔です。2014.4、この頃の公園は香しい花の香でいっぱい。川越の市の花でもある山吹、満開の紅梅、咲き始めのだいこんの花などに満たされています。ふうちゃんならずとも私もこんな写真撮られたかった。
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三枚目、これもふうちゃん、少しコケティッシュなふうちゃん、カメラに向かってウインクです。
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四枚目もふうちゃん。夜の公園はすこし寂しい感じがします。この公園で生まれた彼女にはここを守る、そんな気持ちもあったように思われます。目の配り方がとても鋭いふうちゃん。
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五枚目、我が家の三毛猫福三ちゃん、前の飼い主さんが入院して私の家猫に。しかしお外が大好きな2歳半のこの仔、始終飛び出しては公園を走りまわります。樹の上には始終乗って遊んでいました。お茶目な気性そのままに。私はその魅力に一日中カメラをもって追いかけていました。
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六枚目、我が家に来てから1年がたった頃の福三ちゃん、まるで樹下の天使を気取っているようです。私の喜ぶさまを充分計算して彼女はそこにいます。
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七枚目、最後の写真です。川越駅近くの家に引越した私と福三ちゃん、この日、福三の布団を買いました。大喜びの彼女。大はしゃぎ。例によって涙をこぼして喜ぶ私。この半年後彼女は天に召されて逝きました。あの公園に置いてこなかった自分を随分責めました。しかし一緒に暮らした二年弱が今の私の支えになっています。
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お読み頂きありがとうございました。






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猫の美学 [黄昏に向かって]

若いころの私、歩き方から座り方、電車での立ち方つり革の持ち方。それ相応の美学があって…。しかし今となってはもうあるがままで暮らす毎日です。(写真は公園にいた哀愁の猫。多分地域猫のふうちゃん)
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しかしたくさん撮り溜めた猫達の写真を見るとかなりそれぞれのポーズには拘りがあるように見えるのですが。今日はそんな写真のなかから飛び切り魅力的が写真をまとめてUPしてみました。是非ごらんになって下さいませ。(写真は木の上で歯を磨く福三ちゃん、叱られるのを隠すためです)
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猫達が大好きな匂いなのでしょうか、アジサイの新芽には多くの猫が同じポーズをします。しかし個性が立つのはこの仔、ふうちゃん。
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我が家の駐車場が大好きなこの仔チビ(雄)。そのシルバー色の毛並みに魅了された私。しかし家猫になることを拒まれました。
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もう一枚ふうちゃん、私がカメラ向けるといつもなにがしかのポーズをする彼女。私が作った小さな写真集で2度もモデルになりました。
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続いて2歳半の福三ちゃん、引っ越し前の家でした。(とてお転婆でお茶目でした)
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公園で出会った見知らぬ2匹。撮られることを知ってのこのポーズ。しっかりカメラ目線でしょ。
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タグ:地域猫
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蜃気楼の町 [黄昏に向かって]

台風一過の今日、急用で教室を休み外出することに。その時点での気温は勿論30度越えでした。川越駅から東上線に乗り込んだ私、流石に乗客は少な目。川越から2駅目の霞が関で降りた私、見慣れた駅の構内なのになんだか静かすぎると思えました。
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ふと大きな時刻表のある白い壁を目がゆきました。四角の枠の中に【通路パネル広告】と書いてあります。構内には同じ看板が数枚あり、現在、広告に興味のある私は状差しのパンフレットを一枚取り、南口へ出ました。かつての我が家はここから10分程でつきます。
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時刻は12時30分、タクシー乗り場には人も車も見当たりません。仕方なく歩き出した私、目的のS信金へは歩いて7.8分です。日傘を広げて歩いていると郵便屋さんが目につきました。「そこ通り抜けできますか~」「いや大通りいった方が早いですよ~」
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笑顔の郵便屋さんの姿がお芝居の役者さんのように見えました。交差点の牛角さんの辺りを過ぎた頃、気持ち良い風が吹いてきました。道を右折すれば友人の家に、路地を左折すれば故郷へ向かいます。
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でも今日の私は信金さんへ行くために来たのですからこのまま真っすぐ歩きます。歩道のないこの道、白線の幅が狭く、時々大型車が通る時は怖いです。日傘をゆらゆら揺らせながらゆっくりゆっくり歩きました。薄い素材の夏服が風通しが良すぎるのか、何だか体が冷えてくる感じがしました。なのに目に入るような汗は額からしたたります。
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信金さんの入り口は2か所、正面から入り、所持した封筒を示して初対面の担当者と面談。10分足らずで要件も済、私はまた大通りを駅に向かって歩きます。交差点近くで電話を出しててみましたが。しかし考え直して今日はやめる事に。右手にあるドラッグストアは亡夫と始終車を止めた場所、マリという犬とトラ吉という猫のペットフードを買うためでした。
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10mほどのアーケードを抜けると駅に着きました。しかし私、この街がかつての我が町と何だか違う気がしました。ぎらぎらとした夏の太陽が眩しいはずなのに、風に舞うような薄いベールが町全体を包んでいるような不思議な感覚がします。一瞬、時が止まった気がしたのです。
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使い慣れたATMの前にゴルフ支度の男性が2人。珍しそうに私を見つめています。馴染みの餃子屋さんの店内にも人影まばら。私が母と夫とペット達と暮らしたあの町があの匂いが全くしません。
たった2年なのにここはまるで別の町、それとも悪戯な真夏の太陽が作った蜃気楼の町?
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川越に戻って東口のテバ地下で食料品を買った私、我が家までは歩いて5分、商店街の人波はいつもより幾分少ないけれど、思い思いの夏衣装で楽しそうに歩く人たち。私も顔見知りの店員さんと声かけあって、いつもの角を曲がりました。
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路地の向から宅配やさん、荷物がいっぱい手押車が揺れています。公園から聞こえる子供たちの歓声、こんな日常が昼下がりのこの町には似合うのかもしれません。
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虹に願いを [歌人生]

ここ1ヶ月ほど体調不良だった私。体が揺れるような気がしたり、耳が痛かったり、お腹が張ったりと。勿論声にも悪影響がでてかなり落ち込んでいました。その理由の一つは今月でまた一つ年が増えます。
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この先の心配より、一人で病む怖さです。しかし誰でもいつかはそこへ行き着くのですから、私ばかりが辛いわけではないですね。「だから好きな事をして暮すわ」と知人たちは言います。
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確かに、私も一番好きな事をして暮しています。なんの不自由もなく自由に暮らしています。しかし体が悪くなっての一人暮らしはやっぱり辛い日も。痛いとか苦しいとか独り言ばかり。
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所がそんな心を一瞬にして明るくしてくれる事が起こりまっした。夕立の後の川越の町を急ぎ足で家に向かった私。町は雨上がりで幾分凌ぎやすい気温になっていました。その時「虹が」という声が。階段を駆け下り道路にでると、東南の空に大きな虹がかかっていました。とてもくっきりと綺麗な虹です。
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私は手を合わせて願いました。「教室の繁栄と……を」何を願ったのか、それは秘密。そう言えば子供時分は随分虹を見た気がしますが、最近は殆どみませんでした。今日の虹との出会いはそれでなくても感激なのに、見た場所がそれもまた私にとって特別な場所でした。これは運命です。
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暫くぶりの虹との出会いは明日への希望が大きく膨らみました。そうなのです。もうここが私の生きる場所なのです。なんという縁なのでしょうか。川越へは来るべくして来る、これは私の運命だったのです。誰かのために生きる事は出来ないけれど、誰かに役立つ人になりたい!
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それには今日からこだわりは捨てます。流れのままに。あの空の虹のように人を幸せにする人間になりたい!そのためにはもっともっと歌の修業をしたい、穏やかに暮らすことを心がけよう。
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明日は久しぶりに電車に乗ります。たった2駅ですが。虹のオーラーがあまりにも強くて眠るのがもったいないような夜です。
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おばあちゃんの『ぬかみそ』 [黄昏に向かって]

今年も8月が来ました。夏に生まれた私ですので、真夏は一番好きな季節です。しかし去年の夏以降は暑さが苦手になりました。そして酷暑が続く今年の夏、体のみならず心まで萎える程辛い日々を送ることに。
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今日8月3日は祖母の命日になります。3歳で父を亡くした私、幼い時分の思い出のほとんどが、祖母とのものです。記憶する限り祖母に叱られたことは全くありません。背丈は145センチぐらいの祖母でしたが、とても力持ちでした。
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料理上手の祖母でしたが、田舎仕込みのぬかみそは絶品だと思います。早稲田の家の台所、板の間の下には大きな樽があり、四季を問わず『ぬかみそ』が食卓に並びました。
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祖母を送った8月3日は今日よりもっともっと暑く、私は悲しみの感情を抑えられず、泣きわめきながら祖母にしがみついていました。私が17歳の夏でした。
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幼い日には祖母に手を引かれながら二人でお縁日のある深川、雷門、巣鴨へ都電に乗ってゆきました。また6歳ぐらいまでは祖母の故郷、茨城へ夏には必ず行きました。トンネルに入ると必ず窓を閉めるあの列車に乗ってゆきました。
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大宝という駅から筑波山をめがけて歩きます。小貝川に近い農家が祖母の妹が嫁いだ家でした。家の前に広がる水田や煙草畑、トウモロコシトマトももぎたてです。おばあちゃん~、本当にもう一度逢いたい! 


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笠の雪 [黄昏に向かって]

川越の夏が足早に過ぎてゆく。思いがけない頭痛と寒気にノックダウンしてしまった私です。市内では7月29.30日と百万灯夏まつりの行事が行われました。川越に来て42回目の夏です。
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この猛暑に風邪とは些かミスマッチですが、油断の末でしょうね。さて、私の教室も開設4年目となりました。本来ならお祝いの会など催したいところですが、まだまだほど遠い気がしています。
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すこし体調も良くなった今日は、合計で5時間ほどの個人レッスン日。まだ熱の余韻は残ったけれど、気落ちはとても健康でした。
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私の母は89歳でこの世を去ったのですが、最近しきりに思い出される母の声、『我がものと 思えば軽ろし 笠の雪』。始終不平不満を言う当時の私に母が諭すとき、色々な格言が引用されました。その中の一つです。身に沁みます。
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一歩一歩母のいる場所へ近くなる私ですが、これからも母の言葉を座右の銘にして生き抜いてゆこうと思います。
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※撮り溜めた写真の中から今夜もUPしました。


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