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花の如くに [黄昏に向かって]

命とは不思議なものです。あんなに体が弱かった私がこうして元気に暮らしているのに、元気だった夫も同級生のSさんも、Mちゃんも今はいません。TVを見れば毎日のように訃報が報道されます。
ともすれば私の心も淋しさと不安で波立ちますが、一方ではやり残した事が沢山あって、10年後の自分を夢見ています。
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実は高齢者と言われる事に、まだ抵抗があります。だってもし今のままでいたら本当に体が動かなくなった時、どうやって暮らしたらいいのでしょう。国は在宅での介護を進めていますし、その負担金も心配です。また年金も減るばかりで、その中から介護費用も払えなくなったら…。そんな事考えていると、まだまだ元気で働きたいと思います。そんな訳で、高齢者と言って欲しくないのです。
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話は変わりますが、先ほど面白いものを見つけました。キッチンの片隅みに紫がかった小さな葉っぱを見つけました。ゴミかなって、でも手に取ってみれば古い大きなサツマイモから出ていたのです。何時サツマイモを此処に置いたのかも覚えていません。
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早速大きな瓶に飾ってみました。数時間たった現在はシックで瑞々しく咲いています。一方昨日見つけた菜花さん、小さかった蕾も色鮮やかに、こちらはピユアという表現にぴったり。そう、この二つの命は一度捨てははずの命でした。
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嬉しいです。小さな命を救ったことがとても。それに対して以前救えなかった愛猫達の命。貧乏でしたから手当も充分出来ずに。どちらも宿命(宿命)なのですね。美しい花も美しいままで涸れる訳にはゆきませんね。でも、花達は枯れてもそれなりの風情があります。私も何時の日かその日が来たら花の如くに…と。そう願っています。

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風の街 [黄昏に向かって]

私は夕陽が好きです。夏のギラギラ燃えるような夕陽も好きだけれど、晩秋の夕暮れには格別な思いがあります。
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昼間の忙しさがそろそろ終わり、素の自分に戻る時間になると何とも言えない虚脱感があります。そして私はいつもの様に遠い山並みに落ちてゆく夕陽を見ています。曇った日は茜色の靄のような雲が垂れ込めていますがその景色にも心惹かれます。
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ああ、今日も無事でよかった、気疲れもあったけれど、昨日より今日の私は充実していると思うのです。そして駅前デパ地下で食料品を買い、馴染みの店で軽い会話を交わし、家路へと向かいます。
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商店街を一歩入ると静かな住宅街が続きます。細い道を歩き続けると、まだまだ冒険に巡り合えそうな魅力的なこの街。しかし目的もなく歩くにはもう年を取り過ぎています。いつも周囲には「100歳まで生きようね」と言っているのに、本音は100歳どころか今でも危ないのかと思う日もあります。
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ここの所の寒気のせいなのか、先日のちょっとしたトラブル以降、体の中を風が吹き抜けます。幼馴染も先に去り、職場の同僚たちとも疎遠になり、私が何者なのか全く無関心な人の波に埋没する自分。「もう疲れた~」と時々心で叫んでみても、「いいえ、まだまだ生きたい!、もっと自分の可能性を試してみたい!」ともう一つの心が叫びます。


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昭和遥かに [黄昏に向かって]

秋色の川越、少し歩けば美しい紅葉に出会えるのに、子供のように拗ねた私は、滅多にない平日休暇も家でゴロゴロ。夕方になる頃には疲れ目で両目が少し充血。Netの中で歌に関する記事を読み漁りました。
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歌が大好きな子供は今も昔も沢山います。私も歌が大好きな子供だったのですが、その声はあまりいい方ではありません。日本調の歌が好きだった母は私にも教えて呉れました。例えば神楽坂はん子さんの芸者ワルツとか、市丸さんの三味線ブギウギや詩吟入りの田原坂などを小学生の私に教えて呉れました。
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その頃我が家は一緒に暮らしていた祖父も父も他界し、祖母、母、私、この三人家族でした。33歳の母は家族を養うために昼間は銀座の喫茶店で働き、夜は日本橋の料亭で働きました。留守は祖母と私だけ。子供時分の記憶は着物姿の美しい母の姿。
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私が12歳の時、母は下宿屋さんを開業。1973年に川越に転居するまで、新宿区早稲田で営んでいました。未亡人になった母は3年足らずで早稲田に家を購入したのでした。その家を私の老後のためにと生涯言い続けて2003年、89歳で他界しました。
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気丈で、着物が似合って、気風(きっぷ)が良くて。そうそう家の前にあったお寿司屋さんのご主人から、「ねえさんは小股の切れ上がった好い女だね~」とまるで芝居のセリフのような言葉を始終かけわれていました。その一人娘の私、面ざしには母の片鱗も無く生涯親不孝の日々でした。
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母の年になるまで私が生きられるかどうかは分かりませんが、消えゆく昭和の匂い、どこかに留めたい今の私です。人情に篤かった昭和の人たち。今よりは貧しかったけれど、やっぱりいい時代だったのだと思います。
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折り紙 [黄昏に向かって]

5年前の冬の事、左足の甲に大やけどしました。丁度近くにあった水道から、小鍋で傷口めがけ水をかけ続けました。夜が明けたとき、まだ生きている自分が不思議でした。夫亡き後、ガスも止められ、ボンベ式のガスコンロに掛けた薬缶が足に落ちたのです。
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その頃の私は19歳になる病気の老猫がいたので救急車も呼ばずに震えながら朝を待ちました。近所の猫友さんにSOS。アロエベラで冷やす事半月あまり。大きなケロイドは一年近く残りましたが、猫友さんのお蔭で足を切らずに治りました。
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その頃一日も早くこの生活から抜け出られるように願をかけて折り鶴を折りました。そこから数年後、事態は好転し今があります。しかしそこに辿り着くまでは一口では言えない程の理不尽な出来事に翻弄されました。しかし今は、その悲しみを全部飲みこんでも更に余りある幸せが巡ってきたのです。2015年秋、私は老猫を弔ったあと転居しました。
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それから2年と3か月、あの頃の思い出は写真の中だけになりました。来る日も来る日も公園で写真を撮り、鶴や紙ばさみを折りました。運気が変わるのは日の出の勢い。その日から私は強い女性になった筈でした。(2010頃の私、高円寺にて)
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しかし人間ってそんなに変われるものではありません。いい所も悪い所も昔の儘。寂しがり屋で我儘で、泣き虫なのに強がりばかり。そんな自分を見捨てる事が出来ない私がいます。今は出来るだけ長く生きて、世の中を広く見て、次回生まれたときの為に経験を積んでゆきたいと思っています。
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防犯について思う事。 [黄昏に向かって]

先ほど19時50分ごろの事です。来客を示すドアチャイムがピンポンと。嫌な気がしました。郵便屋さん、宅急便さん等も考えられますが、最近多いのはいろいろなセールス。ちょっと怖い気がして息を潜めていました。郵便関係ならドアの郵便受けに何らかの連絡を書き投函する筈なのに、じイ~っとして様子を伺っている感じがしました。私への電話連絡なしの来客は絶対にありません。
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昼間ニュースでみた個人情報の流失や、新規定。いづれにしても名前や年齢、趣味や家族構成はどんどん流失してゆきますね。買物客へのイベントで出す抽選券、住所・氏名・年齢・電話番号を書かせます。「それなら抽選しません」そう言って帰ってきますが、内心ではとても腹立たしく思います。
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NETで買い物や懸賞の応募、アンケート等々。便利さゆえに使いますが、もうプライバシーは殆ど残っていないのでしょうね。その上、お金に関する事件が多い事。災いは自分で守れるなんて誰もがもう考えてはいません。
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私も、先月の役所を名乗った不審者の訪問から始まって、最近嫌に玄関チャイムが鳴ります。日中でも怖いのに、夕暮れのしかも人の気配もがまばらな土日の同じ時間の訪問者、心臓に悪いです。昔は家庭の中が安全な場所の筈でしたが、今はそんな訳にはゆきません。「長生きしようとね」と同年代が集まるとそんな事いっていますが、これからの高齢化社会ではますます『防犯』への取り組みが必要かと思います。老人は弱者です。一人ではとても防げません。

※今日の写真は私の手作り料理。今日一日のメニューです。赤い大根、インカルージュという美味しいジャガイモ。玉葱いっぱいのサラダ。健康で仕事続けたいので頑張っています。
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銀杏と小菊 [黄昏に向かって]

私が秋を好きな理由には豊富な果実や風の色にあります。。四季それぞれに風の色はありますが、秋の風はススキの穂のように控えめで優しい色。そんな風に吹かれる頃、山の紅葉も、凛として咲く大輪の菊も、生垣に咲く白やピンクやクリーム色の小菊達も特別のお洒落をした貴婦人の様。
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秋の日々は夕陽も綺麗です。夏の日のようにギラギラとは燃えないけれど、ビルの谷間にのぞく山の向こうの空は茜色に燃え、私はその色に明日の生命(いのち)を願います。秋には春のような躍動感は無いけれど、黄昏に安らぎを覚えるのは私だけでしょうか。
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教室の窓から夕焼けが沈むころ、Yさんが大きな花束を抱えてエレベーターを昇って来ました。見ると淡いピンク色の小菊です。一抱えもあります。聞く特有の強い匂いが部屋いっぱいに。花が大好きな私は大喜びです。
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そしてもう一つの紙袋には銀杏がびっしり。綺麗に粒の揃ったとてもきれいな銀杏。早速皮を割り大きなフライパンで転がしながら炙りました。ここにお猪口があったら絵になるのに…。ふと思った私です。


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訪問者は誰、誰なの [黄昏に向かって]

秋晴れの今日、きっといい日になると信じていたのに、朝からひどい事になりました。介護保険の引き落としが確認されないと訪問者。着替え中ですと断っても大声で喚き散らした後「ドアを開けて顔を見せて下さい」と怒鳴ります。私が警察呼びますと言ったら帰りましたが。実際は何処から来た人だったのでしょうか?
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人は生まれてきた時、善なのか悪なのか私にはわかりません。子供の頃路上で拾った一円玉や五円玉を交番に届けていた私達世代。そんな世代の私が社会の中でひっそり暮らしています。しかし今の時代、弱者は悪にかかったら美味しい餌。『喧嘩に勝つには弱いものと喧嘩する事』。意味不明と思われた言葉ですが、社会の風潮も何だかそんな具合?
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明るく住みよい街にしたい! 夢みたいな私の理想なんて権威や悪の前にはもろく崩れてしまいそう。長生きも好いけれど、弱者を守る世の中になっていなければ夢は叶いませんね。そんな事、考えさせられた一日でした。夫の急死した後の嵐のような恐ろしい日々。債権者と名乗る亡霊が昼間から家の周りをゾロゾロ。二度と見たくない悪夢です。
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秋の日は釣瓶落としというけれども、私がこの街に来てまだ2年。冬から秋までを2度繰り返しただけです。あの頃の亡霊はもう出ない筈でした。しかし近頃、権力という名の亡霊より恐ろしい生霊が暴れ始めました。言葉では理解し会えない相手ですから私の命はもう風前の灯。
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何時だって独り言。 [黄昏に向かって]

一人暮らしももう5年、そろそろ限界かなって感じる日もあります。しかし何かに夢中になるとき、あぁ~独りで良かった!と思います。
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体中が軋むような音を立てて痛む日もあれば、足の先まで血が通い立ち振る舞いが軽やかな日もあります。これが加齢現象なのでしょうか。
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川越に暮らして43回目の秋です。そして秋も深まった昨日と今日は川越まつり、参加は出来ませんが見物は充分できました。空模様を心配していましたが、幸い昨日は曇り空でしたが、沢山のお見物客に混って祭りに酔いしれる事ができました。お囃子の音が今も耳に残るようです。
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来年も再来年も見物の群れに混じれるかどうか神のみぞ知る。でも生きる事は素晴らしい事。そしてたまには独り言で自分を励ますことも生きる知恵だと信じて、人生の最終章に突入したいと思います。(写真は川越祭りに参加した徳川家康の山車です。撮影2017.10.14)



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一病息災でゆこう~。 [黄昏に向かって]

久しぶりに早寝したのですが、時ならぬ緊急速報、地震でした。急いで庭側のサッシを開けて靴下を履いて。縁側には三毛猫ちゃんがいて物音に驚いて、大きな目で私を見つめていました。
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TV各局は地震速報を流していましたが、30分以上たったいまはもう通常の放送に戻っています。すっかり目が覚めた私は、ある資料を作成することに。その資料とは11月からスタートする公開講座で使用するレジメや毎回の進行表などです。
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歌手になった時も『遅い遅いデビューですが…」と激励の言葉を頂きましたが、講師になって講座を開設したのも更に遅い遅いスタートです。しかし人生100年時代に突入したのですから、まだまだ頑張れると思っています。
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守りたいもの、続けてゆきたい仕事を持つようになってからの私、健康については気を配るようになりました。食事・睡眠、そして心の健康も。振り返ってみれば遅い遅いスタートがあったからこそ長生きを目指そうという気になったのだと思います。
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長年住み慣れた家との別れ、可愛い盛りの福三ちゃん(家猫)を送った悲しみ。まさかの転倒では顔や胸や首を正面から床に強打。気が付いた時に生きている自分にビックリしました。あれから間もなく1年が過ぎます。時々痛みますが、気にしなくなりました。一病息災の気持ちで、ためらわず挑戦する喜びをまだまだ続けたいと思っています。






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7冊目の憂鬱 [黄昏に向かって]

秋まであと2日、今日は第5金曜日、なのに私は仕事場へ出かけました。しかし待てども待てども何方も見えません。しばらく考えて暦をみるとあっ第5金曜日、今月から第5週目は休ませて頂くことにした事すっかり忘れていました。
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それでもいい機会なので、私が今うたいたい曲を練習する事にしました。その曲とは『夜霧のしのび逢い』という曲。普段お稽古している曲調とは違いますが、若き日のノスタルジー。
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そんな今日の私ですが、夕方思いがけないものが届きました。実は自主製作(苦笑)の写真集。今回も自分の撮った写真をネットで本に編集してネットから注文すると本になって送られてきます。
今回で7冊目。ところが開けてビックリ、中身は思った通り綺麗で大満足なのですが、なんとなん作者の名前が何処にも。そう急いでいて忘れたのです。イニシャルの小文字が微かに見える程度。
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結局私のレベルはここどまり。作家になりたいとか、作詞家になりたいとか。夢、夢が沢山の私ですが、残りの人生で何が出来るというのでしょうか?でもどうであれ7冊もあるのですからこの写真集。(その中味は猫と蝶々。鳥、花。その他父母祖母、成人までの私。その他歌手になるまでの私)では今夜はこのくらいで。
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